青森ならではの素材で染め上げる 柔らかで温かな風合いの津軽裂織  

江戸中期以降、津軽の海岸地域では日本海交易とともに古手木綿が普及し、この布を裂いて織り、漁師や農民の仕事着や日常着をつくったのが「津軽裂織」のはじまりです。津軽裂織はその用途から薄く柔らかく仕上がるように工夫された技法で織られ、雪国の寒さから人々を守ったといわれています。裂かれた布のささくれた風合いや古着の色の組み合わせで生まれる表情豊かなデザインを見ると、リサイクルというより、さらに洗練された魅力がプラスされているように感じます。  

テキスタイルスタジオ村上は、山ぶとうや茜など、地元の山で採れる植物による染色を得意としています。なかでも今回は、青森特産のリンゴの枝や藍で染め上げた布を裂いて横糸にしたアイテムを中心に製作しました。リンゴのナチュラルな色味や藍色のグラデーションが美しいインテリアアイテムは、生活空間を鮮やかに彩ってくれるはずです。  

大切に使われてきた布を使ってよりよい物をつくる津軽裂織は、「サステナブル=社会・地球環境の持続可能な発展」という言葉が注目される現代にぴったりなアイテムです。このコンセプトとともに、お気に入りの一品を丁寧に使い続けていただきたいです。 

テキスタイルスタジオ村上/村上 あさ子

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