EXHIBITOR

2020出展/木村木品製作所

リンゴの木を使った丁寧で手の込んだものづくり
青森県は言わずと知れたリンゴの産地。県内ではリンゴを使ったスイーツやドリンクがたくさん作られていますが、リンゴの木そのものが木材として注目されることはほとんどありません。実は、リンゴの木は十数年で役割を終えると、一部が蒔として利用される以外は処分されています。農家で育てられるリンゴの木は、木材として利用するには、太く長い部材が採れない上に節目も多く、加工に至るまでに非常に手間がかかるからです。弘前市内で4 代続く木製品メーカーである木村木品製作所では、そんなリンゴの木を救済すべく、創業以来本社工場のあるこの地の名前「千年」より名付けた「CHITOSE」というシリーズを立ち上げました。

使用するリンゴの木は、農園から伐採し、製材・乾燥まですべて自分たちの手で行っています。使えるのは5 割がやっとですが、リンゴの木が持つ独特の肌触りや赤みがかった温かみのある風合いは他の木材にはない魅力ですし、曲がった節は豊かな表情を見せてくれます。また、地域素材の価値を高めるという役割も担っていると考え、手間をかけてもリンゴの木でのものづくりにこだわっています。

木村木品製作所/對馬 眞
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