EXHIBITOR

2020出展/さきおりChicka

北国を温かく彩る力強い存在感が魅力
「裂織」は、使い古した布を細く裂き、それを織りこみ、新たな衣類や小物に再生する織物です。

経糸に木綿糸、横糸に古布を用いて織った裂織は、丈夫で温かく、表情豊か。江戸時代、寒冷な気候のために木綿の育成や入手が難しかった南部地方(青森県東部)で、貴重な布を大切に使うべく当時の人たちが知恵を絞って生み出した手仕事です。

裂織の技法は東北地方全域で見られますが、そんな中でも南部裂織はカラフルな色使いが特徴です。昔の農村の女性たちは、暗い部屋を少しでも明るくしたいという願いを込めて色鮮やかなこたつ掛けを織ったのだとか。さきおり Chicka のアイテムも温かみのある風合いを大切にしています。

全体の色味を決めたらあとは直感で織っていくので思いもよらない仕上がりになるのも楽しいです。旅が好きで世界各地の織物や生地を見てきたので、そこからインスパイアされた作品も少なくないんですよ。 伝統工芸ではありますが、“エコ”や“サステナブル”というキーワードが注目されている今の 時代にぴったりですよね。この素晴らしい文化を国内外に発信していきたいです。

さきおりChicka /三好 千佳
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