EXHIBITOR

2020出展/テキスタイルスタジオ村上

丁寧な手仕事で古着に新たな命を吹き込む
「津軽裂織」は、古くは糸くずや貴重な木綿糸を余すことなく使うために編み出された技法で、古着を裂いたものを横糸に織り込むことで、まったく新しい布を作り出します。大切に使われてきた布を使ってより素敵な物を作る作業は、言わば「価値の上乗せ」。“リサイクル= 再利用”より一歩進んだ“リファイン= 洗練”という表現がしっくりくるのではないでしょうか。

テキスタイルスタジオ村上では、地元の古着の保存されたままの色を組み合わせたり、ブナやナラなどの草木で染めるなどして、「時を経た色」の魅力を生かした作品作りを心がけています。唯一無二の色とデザインが裂織の魅力のひとつでもあるので、一つひとつ手にとってお気に入りを見つけてほしいですね。

布を裂くなどの準備だけで1 ~ 2 日、幅40cm、長さ3m の基本サイズの生地を折るのに3~4日かかり、そこから製品に仕上げていくので、製作には時間と手間がかかります。ですが、この丁寧な手仕事を通して、今や世界に知られる「もったいない」という言葉に象徴される日本のすばらしい価値観を発信できればと思っています。

テキスタイルスタジオ村上/村上 あさ子・村上 始
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